大変な作業

亡き父は極度の収集癖でした

高齢化社会が進むに連れて、孤独死も後を絶ちません。また残されたものが遺品整理をしますので心身ともに大変です。また父はどこで寝ていたのだろうと言うくらいの状態でした。亡き父は極度の収集癖でした。特に本に愛着があり、50年以上前の時刻表や雑誌なども沢山残されていました。また古い物が好きだったのでどこで買ったのか古い瓶や小物類が山のようにありました。さすがにそのままにするわけに行かずに、週末に兄弟が集まって父の遺品整理を行いましたが、かなり大変な作業でした。それでも、遺品整理を行っていると時々昔懐かしい思い出の品が出てきたりすると兄弟達で疲れも忘れて昔話をしたりしながら結構楽しんで作業を行いました。

いつまで経っても終わらない遺品整理

しかし2ヶ月くらい、毎週遺品整理をしても全然片付かない家を見て、このままではいつまでも終わらないと言う結論になり、専門の業者さんに来てもらうことにしました。まず古書の業者さんに来てもらいました。古い雑誌などが結構高値で売れることを聞いたからですが、結局買ってもらったのはほんのわずかで後は無料で引き取ってもらうことにしました。次に古物商の業者さんに来てもらったのですが、やはり値打ちのある物はあまりなく、ほとんど残ってしまいました。最後は家の片付けの専門業者さんにお願いしました。その費用は本と古物を売ったお金と同じくらいかかってしまいましたが、おかげで家の中はとてもきれいになりました。がらんとした家の中を見ながらやっと遺品整理が終わった安堵感と、寂しさが残りました。遺品のほとんどは処分してしまいましたが、私達兄弟の思い出の品だけはしっかり持って帰りました。そこには私の楽しかった子供の頃の思い出がいっぱい詰まっているのですから。